日本の旅 吉田松陰の旅姿(山口県萩市)
松陰は幼いころから秀才と噂され、11歳のときには藩主・毛利敬親の御前で兵学講義をしました。敬親はいたく感激して松陰の才能を認め、その後、遊学許可の便宜を図ります。
青森から長崎にまでも及ぶ旅が松陰の思想を造ったとすれば、旅こそ松陰の象徴かもしれません。 |
日本の旅 対馬(つしま)の和多都美神社 和多都美神社 (ワタツミジンジャ)は海幸山幸伝承と竜宮伝説に彩られた、海の女神・豊玉姫を祭る古社です。 ところが最近マナーの悪い韓国人客に悩まされ、ついに立ち入りを禁止する看板を境内に掲示しました。 福岡から飛行機で30分、船で2〜4時間で行ける対馬をぜひ訪ねて下さい。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 海に立つ鳥居のあたりに、海中の海神(わたつみ)の宮から、豊玉姫が姿を現しそうな風景です。 |
日本の旅 信長と安土城 これだけの天守が焼け落ちたことは残念ですが天守をイメージした博物館を帰り際に撮影したのがこれです。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 安土城をイメージした天守の上を覆うおどろおどろしい暗雲がまさに信長が迎えた最後を、信長の胸中を語っているかのようです。暗雲の象徴するものは、モノクロだからこそ伝わると思います。 |
日本の旅 都会のジャンボ蟹 ネオン輝く大阪の観光名所・道頓堀で、ひときわ目立つ巨大なカニの看板。
(以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 迫力に圧倒されました。 |
日本の旅 木曽馬籠宿(岐阜県) 今も江戸時代の面影が残り、島崎藤村のゆかりの地としても有名な馬籠宿は中山道43番目の宿場町。ノスタルジックな雰囲気の宿場町には晩秋の風情が似合います。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 思わず笑いました。狸は宿の番頭さんでしょうか。 |
日本の旅 伊賀上野城(三重県) ここは伊賀流忍者の里。城内のトイレにこのような暖簾がかかり、利用者は思わずニンマリとして中へ入ります。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 居ながらにして、伊賀のユーモアに和みました。この暖簾から中に入ったら、忍者に変身して、別のどこかに姿を現してしまうかも・・と想像しました。 市の「伊賀上野文化産業城」の名付けに、伊賀の伝統文化を新時代に生かしている姿を感じます。 |
日本の旅 住吉大社 奴振り(やっこふり) 大阪の住吉大社では花嫁行列を写真の供奴(ともやっこ)が先導します。
楽しい作品です。 |
日本の旅 金沢城河北門(二の門) 金沢城の実質的な正門である「河北門(かほくもん)」が約130年ぶりに往時の姿でよみがえったと聞き、撮影に出かけました。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 写真はアングルが大切と、今更ながらに感じました。 |
日本の旅 富士山(山梨県)
後期高齢者になって「死ぬまでにもう一度富士山を見ておきたい」と思い立ち先週富士山へ出かけました。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 水墨画のような幽邃な画面に、モノクロの表現の究極を見る思いです。 |
日本の旅 吹雪の雪上車(美ケ原)
冬季の美ヶ原高原は宿の雪上車でなければ動けません。その途上で吹雪になりました。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 夏の美ヶ原からは想像できない風景です。 それにしても、温かい部屋で、マイナス8度の絶景を楽しめるとは贅沢です。 |
日本の旅 明治の郵便ポスト
安芸の小京都と呼ばれる広島県竹原市。江戸時代そのままの町並み保存地区では塗り込めの白壁、棒瓦の屋根、竹原格子が当時の繁栄を今に伝えています。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) こんなポストから手紙が出発した時代、音信に時間はかかっても、繋がり方は深かったのではないでしょうか。 |
日本の旅 越前岬の光芒
海岸線が美しい福井県の越前岬。日本海の荒波の彼方に雲間から夕陽がもれて海を照らします。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 越前岬の夕暮れが、こんなにも神々しい風景を見せるとは。 |
日本の旅 宇佐神宮のおみくじ
大分県国東半島の宇佐神宮は全国八幡宮の総本社で神仏習合の文化が今日まで受け継がれています。 境内は広く、国宝の本殿のほか多くの社殿が点在し、雪のように見えるおみくじを見ても参拝者がいかに多いかが分かりますよね。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 色彩は朱、白、緑のほぼ三色のみ、社殿の柱などやおみくじは直線のみという明快な対象を、正面から捉えた画面が、おみくじに託された願いを強調する効果を生んでいるように思います。 おみくじに願いを託すことで、人は前に進む力を得るのではないかと思いました。 |
日本の旅 真夏の南極 氷山とペンギンを水中カメラで撮影・・というのはウソで大阪の海遊館でガラス越しに写しました。各地の水族館がいろいろな夏のイベントをしています。南極ほど涼しくなくても水に囲まれているだけで涼しさを感じることができそうですね。 (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 一瞬、南極と思い込みそうになりました(笑) 水に動きがあって、自分も水中に浮かんで、揺られながらペンギンを眺めているような心地良さも感じる写真です。 |
日本の旅 奈良の神鹿(しんろく) 春日大社の参道で撮影。鹿の毛は年に二度生え変わり、撮影した5月は冬毛から夏毛に変わる時期であまりきれいではありませんでした。 また、奈良公園の木々は、下枝や下草がなく遠くまで見通しがよくなっています。この景観は、約2mの高さまでの下層植生や下枝を、鹿が食べてできており、この景観を奈良では、鹿摂食線(ディアーライン)といい、鹿が外的から身を守るために、見通しをよくしているそうです。 この愛くるしい瞳の神鹿に会いに奈良公園へぜひ! (以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 鹿の愛らしい瞳に癒されつつも、鳥居を背景にした姿に神鹿の神々しさを感じます。 |
日本の旅 明治村(愛知県犬山市) 明治は遠くなりにけり・・若い頃、明治はこんなんだったのだと楽しく見学したものです。
(以下文様文化講師 山口貴実代先生より) 明治村の写真としてよく見る建築物ではない被写体に新鮮さを感じます。 |
日本の旅 水温む(新潟県瓢湖) 白鳥の渡来地として国の天然記念物に指定されている「瓢湖」。 |
日本の旅 冬の十和田湖畔 手前の小さな雪ダルマに灯りが点り、遠くに停泊する観光船もイルミネーションで輝いています。観光客が宿でお風呂や宴会を楽しんでいる夕刻が撮影には一番良い時刻なので辛いなと思います。しかし、夕景を撮り終えた後のビールを楽しみにがんばりました(笑)。 |
日本の旅 高千穂の朝(宮崎県) 標高513mの国見ヶ丘は、雲海の名所として有名です。 雲海と紅葉が織りなす光景は、まさに神話の里。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) 神話の生まれる場所とは、このような自然の神秘が見られ場所なのだと感じました。 |
日本の旅 蓼科山の朝(長野県) 白樺湖から朝の蓼科山を撮影。諏訪富士とも呼ばれ、優美なシルエットを見せてくれます。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) 眺めていると気持ちが「素」になる写真です。 |
日本の旅 お遍路さん(播州一乗寺) 法華山一乗寺は兵庫県加西市にある西国三十三所の第二十六番札所です。午後おそくに訪れたので石段を上がる巡礼者に夕陽が射しこんでいます。(文様文化講師 山口貴実代先生より) 遅い午後の柔らかな日射しが観音様の慈悲のように感じられます。 鬱蒼とした木立の暗さの中、観音様との結縁を求めて石段を上り始める人々を、もう結縁を約束して下さっているかのように、柔らかな光で励ましているかのようです。 |
日本の旅 さりげなく (越中高岡)
越中高岡市の民家で撮影した鉄瓶。市の伝統工芸品が庭を借景に「さりげなく」置かれていました。背景との調和が見事で、この家の主人のセンスの良さに感心した次第です。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) 「さりげなく」というタイトルそのものの美意識を感じました。 屋内の鉄瓶と手前の陰影、対する庭の明るい緑の対照は、お互いに引き立てあって、内と外が一つの風景を構成していると感じます。 地場の伝統工芸品を生活の中に取り入れ、このような「しつらえ」を楽しまれる方の、無意識に考え抜かれた美意識、その美意識によって「図らずも」形になった風景なのではないかと、思いがめぐります。 さりげない美とは、実は考えられ磨き抜かれて、でも、そうとは感じさせない境地なのだろうと、この写真が教えてくれるようです。 |
日本の旅 北海道の花畑 美瑛町の「四季彩の丘」で撮影。広大な花畑に、春から秋まで30種類もの花が見られます。 パンフレットなら絶対に青空ですが、朝霧もいいでしょ!? (文様文化講師 山口貴実代先生より) 花畑の人工的なラインが朝霧に霞んでいることで、かえって花畑がどこまでも続くような遠近感を生んでいると思います。 クリアな風景だけを美しいと感じるのではなく、「霞む」「煙る」「おぼろ」といった、あからさまでない湿度感を通して情趣を感じるのは日本の美意識ではないでしょうか。 そのような美意識で、乾いた空気感のイメージがある場所を捉えているのが、とても新鮮に感じられます。 |
山形羽黒山の出羽神社 夏越の大祓で茅の輪を白人女性がくぐりました。日本の宗教行事なのでこれは珍しいことです。新型コロナの前だったので誰もマスクはしていません。このようにいつでも外国の人が来られる平和な時代に戻って欲しいものです。 |
奈良町の庚申さん ならまちを歩いていると、家や店の軒先に赤い人形がぶら下がっているのを目にします。これは、サルをかたどったお守りで災厄を代わりに引き受けてくれることから「身代り申(さる)」と呼ばれ、奈良町の人気者になっています。 |
滋賀県 近江八幡 情趣あふれる八幡堀の釣り人・・ではなくこれは人気時代劇の撮影中にスナップしたもの。江戸時代の平和なひと時が感じられるワンシーンですね。 この土地らしく、水と緑の魅力が生きている作品と拝見しました。まさに物語の一場面のようで、タイムスリップして引き込まれます。 葦の緑が映り込んでいる水面のゆらめきが夢幻の世界で、近江八幡の魅力が伝わってきます。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) |
津山慕情 桜で有名な岡山県津山市では「さくらまつり」が開催されます。 城東町並み保存地区ではご覧のような素敵な灯りが皆様を待っていますよ。 初めて知る津山の街も含め、光と影は写真の永遠のテーマなのだろうと、改めて思いました。 輝きと、その中にひそむ憂いのようなもの…春だけが持つ情趣を、居ながらにして楽しませて頂きました。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) |
雪の八甲田山これだけの樹氷を見ると新田次郎の小説を思い浮かべますね。それにしても二人のスキーヤーがうらやましい。 |
石川県白峰村 雪祭り 愛らしい雪だるま達は語り合っているようで、私も仲間に入れてほしくなりました。 |
滋賀県 湖北の落陽 あまりにも美しいこの感動は、とても言葉にできませんでした。 以前に十一面観音を巡った思い出の地でもありますし、とにかく琵琶湖、特に湖北は特別な場所です。 古代から、どれだけの人々がこの夕景を目にしたことか、そして、どんな思いで眺めたのか…ふと思いを馳せたりもします。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) |
倉敷のんびり観光 ドローンで撮影・・とはウソで橋の上から魚眼レンズで俯瞰撮影しました 魚眼レンズで倉敷を撮る発想には驚きました。 人間の目で見る以上のことを見られる、知ることができる、写真の可能性の楽しさを感じました。 (文様文化講師 山口貴実代先生より) |
女剣士女剣士 恵(めぐる)さん コスプレイヤー
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街へ出ようよ!
グランフロント大阪で見つけた素敵なサインです。新緑の爽やかなシーズン・・ルンルン気分で外出したくなる今にピッタリのサインですね。
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氷 瀑
この写真は岐阜県の新平湯温泉で開催された「タルマかねこおりライトアップ」で2月中旬に撮影したもの。これだけの氷瀑は京都では見られないだけに感動モノでした。
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白鳥の温泉浴
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能登の落日
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