北奥耕一郎の最新情報です 最終更新日(4/2)

写真教室の案内は後方にあります
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最新の更新情報

4.01   更新   京都百景 Vol.90 春華繚乱 (原谷苑 下段に掲載)

3.10         京都百景 Vol.89 燈火に浮かぶ山門 (仁和寺 下段に掲載) 

2.18        日本の旅 白川郷 春の雪 (岐阜県 下段に掲載


3.10        世界の旅 周庄暮色(中国江蘇省 下段に掲載)

1.30        フォトレッスン 物撮り(ブツドリ)

京都百景 Vol.90 春華繚乱(原谷苑)

うわさに聞いていた原谷苑に昨春やっと行くことができました。苑内に入ると桜や雪柳などが咲き競い、まさに百花繚乱!
カメラを構えていたら真正面に素敵な和服の女性が・・。
また一つ華が咲きました。

今年はもう少しで満開になるそうです。



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京都百景 Vol.89 燈火に浮かぶ山門(仁和寺)

山門(二王門)を境内の中門から見返った夜景です。
ライトアップされた限られた期間で拝観者が少ない時刻に撮影しました。
まるで創建された仁和4年(888)にタイムスリップしたようで、参道を照らす灯りも篝火(かがりび)に見えますね。

京都ではこのような光景をまだ見ることができるのです。



(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

今、昼間に眺める仁和寺は、格式の高さを感じさせつつも、明るい印象で、春は桜が目を楽しませてくれますが、この作品からは別のイメージが沸きました。

まさにタイムスリップしたようで、創建当時にこの寺が人々に与えた印象は、この写真のように、法皇の権勢を語る威風だったのではないかと思いました。
在位中は天皇親政の理想を目指し、法皇としても政治に関わったとされる宇多法皇の存在感を、モノクロで撮影した山門が語っているかのようです。

中門から見返った撮影とのこと、法皇を乗せた輿が山門をくぐって、篝火の中、こちらへ進んでくるのが見えるようです。モノクロで撮影することによって、被写体が普段とは別の姿を現す面白さを感じました。

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 「そうだ 京都、行こう」


◆ 畠山 崇の写真展 2―京都を切り撮る―

○開催期間
開催中~5月31日(土)
○休館日
日・祝日、2月25日(火)、2月26日(水)
○開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
○会場
京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2階
(京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅下車、徒歩8分)
○入館料
一般200円、大学生150円、高校生以下無料

詳細はこちら

◆ 
谷口淳一 彫刻展  「STORY・まほろばへの回帰」

会期 4月1日(火)~6日(日) 12:00~19:00 (最終日は~17:00)

会場 ギャラリーヒルゲート 1F


京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535  TEL  075-231-3702

日本の旅 白川郷 春の雪(岐阜県)

少し前ですがカメラクラブのツアーで飛騨を訪ねた翌朝に白川郷へ向かいました。
立春を過ぎていたので雪がないのでは、と心配しましたが運よく朝から降り積もった雪が私たちを待ってくれていました。

大雪ですと山が白一色になりますが、杉の雪が一本ずつ見えるのもいいものでしょ? 


(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

すべてが雪に埋もれた風景は観光写真で目にしますが、この作品では、深い雪の季節が去って、杉木立と合掌造りが一体となって姿を現した景観を楽しむことができました。
手前左端の木立、次に右側の大きな家、中央奥の小さく見える家へと視線が導かれ、奥行きを感じます。更に背景は点在する杉木立が連なって奥へ広がってゆき、とても変化のある画面だと思います。

春の雪の中に見る白川郷に温かさ、懐かしいような情趣を感じ、やがて緑の木立に囲まれるであろう季節の移ろいまで想像され、真冬の風景からは気づかない表情を発見しました。

        
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     世界の旅 周庄暮色(中国江蘇省

 周庄は上海と蘇州の境に位置する、江南地方を代表する水郷です。
900年の歴史があり、宋・元の時代の道や川、そして明・清の時代の建築などが数多く残されていてどこを撮っても絵になる美しい町。
とくに夕暮れがおすすめです。



(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

何という懐かしさ初めて見る風景なのに不思議です。
夕暮れという「時」、「水」という移ろう自然、歴史を感じさせる「建物」、その中には人がいることを語る提灯の「灯」が出会ってかもし出されている人恋しさを感じます。

夕暮れの中で、橋の上の人々も明瞭ではなく、古の風景であるかのようです。
水面に揺らめく灯を見ているのは、宋の時代、あるいは明の時代に生きていた自分であるかのように感じられます。
家の中では、古の生活が繰り広げられているような想像をかき立てられます。

この作品には、歴史のある街の持つ「艶(えん)」のようなものが感じられ、京都という古都の魅力を写真に追求し続けている写真家の眼差しも感じます。

水郷の湿度感も伝わってくるかのようで安らぎました。
水の音、橋の上の人々の声五感でタイムスリップできる写真です。
江南は日本の稲作のルーツの地とされますが、私達には江南の風景に癒される遺伝子があるのかもしれません。


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2025年 卓上カレンダー発売中!



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コンセプトは、「KAORU(薫)」  撮影 北奥耕一郎

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美術案内

◆京都新聞 ことしるべ

京都近隣のアート&イベント情報サイト

◆ ARTことはじめ

関西の美術館・博物館の予定
(毎日更新されます)
http://www.arthajime.com/event/


◆ 京都のギャラリーなど

何必館、 ぎゃらりぃ西利、 AMS写真館堂本印象美術館 便利堂コロタイプギャラリー京都写真美術館ギャラリー

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北奥耕一郎が一年半かけて撮影した写真集「御所西 乙女さんぽ」が白川書院より全国一斉発売中です。ぜひご覧ください


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謎に包まれた小野小町の生涯をたどった写真集「小町」が発売中です

文   亀谷英央(随心院 執事長)

写真 北奥耕一郎

発行 大本山 随心院

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京都新聞で3年間連載のフォト&エッセイが単行本になり,全国の書店で発売中です。

新たに書き下ろした数編を含め、撮影技術とともに感じたことを紹介しております。レンズを通して、もっと深く京都を味わってもらえれば幸いです。

著者   北奥耕一郎

価格   1,260円 (税込) A5判変型  96ページ

発行   京都新聞出版センター

   
           

 北奥耕一郎作品集 京 艶


[カラー作品90点 B5ヨコ判 全112ページ] 

淡交社刊   2,625円(消費税込み)

完売となりました


北奥耕一郎の写真教室

NHK京都文化センター「北奥写真教室」

期間  2025年4月~2025年9月 毎月第一、第三月曜日

詳細はこちら


OM ズイコークラブ(OZC)大阪支部

https://fotopus.com/premium/osaka/

撮影会も例会も日曜及び祝日です。オリンパス(OM)ファンならいつでも見学可。お申し込みは↑